そして今や約700万人の登録者数を突破し、oDeskやElanceといった先に始まっていた主要なクラウドソーシングサービスを抑えて登録者数では世界一になっています。
oDeskとElanceについては追々ご紹介したいと思います。
Freelancer.comが取り扱う案件は「プロジェクト型」がメインで、contestsという名称で「コンペ型」も取り扱っています。
また、Freemarketという名称でFiverrのようなスキルやタスクの売買をするマーケットプレイスも運営しています。
Freelancer.comではプロジェクトの募集は無料です。
ワーカー(受注者)と契約が成立すれば、発注金額の3%を手数料としてFreelancer.comが発注者から受け取ります。
日本のクラウドソーシングサービスでは手数料が15%のところもあるので、それに比べるとかなり安いことが分かります。
案件数が膨大なのでその料率でも運営できているのでしょうか。
参加しているワーカーは世界中にいるようで、既に日本でもオフショア開発で馴染みのあるインドや中国はもちろん、おそらく多くの人が一緒に仕事をしたことがないであろうベラルーシやルーマニアといった国の方もいらっしゃいます。
馴染みがないからといって成果物の質が低いのかというとそうではないです。
これまで日本からそういった国々の方に仕事をお願いする機会・手段が少なかっただけです。
なので応募があっても国で選別せずにまずは提案内容を確認することをオススメします。
またこういったサービスにおいて一番の心配事とも言えるワーカーへの支払いですが、多くのクラウドソーシングサービスと同じくFreelancer.comでもデポジット制を採用しています。
デポジット制とは、まずFreelancer.comにお金を預けておき、納品等任意のタイミングでそのお金をワーカーに渡す、という仕組みです。
この仕組みのおかげで、途中でワーカーが逃げたとしても発注者が支払ったお金は保護されるので、発注者は安心して利用できます。
加えて、Freelancer.comでは、任意の段階ごとに金額を決めて、その段階が終わったと判断したタイミングでワーカーに渡すという分割払いのような支払形式もあります。
Freelancer.comでは、その段階のことを「milestone」、お金を渡すことを「release」と呼んでいます。
慣れていないと戸惑いがちな用語・仕組みですが、後日別の記事にてご紹介します。
これまでは概要でしたが、今後「プロジェクト型」の案件でのFreelancers.comの使い方について、サイトのトップページにある図に従って説明していきます。
※2013年3月4日現在の画面、およびプロセスに基づいた内容です。将来的に画面デザインやプロセスが変更になり下記の説明とは異なる場合がございます。ご了承ください。
※ユーザー登録やPaypalの使い方等の基本的な部分は省略します。
大きく分けると下の5ステップです。
- プロジェクトの内容を記載して投稿する。
- 応募してきたワーカーの提案内容を比較して発注先を決める。
- デポジット(仮払い)という形でプロジェクト費用をFreelancer.comに預ける。
- 納品を待ち、納品されたら検収する。
- デポジットしていたお金をワーカーに支払う。
これらをまとめて下記の内容で4回に分けて説明をしていく予定です。
乞うご期待。
第1回: Freelancer.comでワーカーを募集してみよう。(ステップ1)
第2回: Freelancer.comでワーカーを決めてみよう。(ステップ2)
第3回: Freelancer.comで発注して支払ってみよう。(ステップ3の一部)


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