2014年2月4日火曜日

急拡大するクラウドソーシング市場


 ICTの進歩とともに拡大するクラウドソーシング市場は、ここ数年急拡大しています。

 Crowdsouricng.orgによると、限定された15社だけですが、2009年の1億4000万ドルから、2010年に2億1400万ドル(前年比52.5%)、2011年には3億7500万ドル(前年比74.4%)と拡大しています。

 また、 Staffing Industry Analystsによると、2012年には10億ドルを突破するといわれ、2018年には50億ドルに達すると予測されています。

 インターネット白書2013 では、2013年に30億~50億ドルに達するとも述べられており、各企業が予測する以上に急速に拡大している可能性もあります。

 一方で、米国の労働派遣市場の規模は、2012年で1,000億ドル程度とも言われており、これと比較するとクラウドソーシング市場は、まだまだ小さい規模ですが、労働派遣市場の伸び率が年率9%程度なのに対して、クラウドソーシングの伸び率は圧倒しており、近いうちに一つの大きな雇用形態となるのは確実と言えます。

 日本においても矢野経済研究所の推計によると、2013年度は前年比230.9%となる246億円を見込んでおり、2017年には1,474億円とも試算されています。規模は小さいながらも、急激な成長が見込まれていると言えます。

 国内外で一つの労働市場として拡大しているのが見て取れます。

0 件のコメント:

コメントを投稿