2013年4月2日火曜日

個人でロゴマークなどの懸賞金付きアイデアコンペを開催しよう!


はじめまして、crowdscopesのごっつです。

今回は、クラウドソーシングの活用の仕方でよく期待される、ロゴマークのデザイン発注業務をベースに、国内最大手のcrowdsourcingサイトであるランサーズについてご紹介します。

自分のイメージにぴったりのデザインを見つけたい!
「ロゴマーク」みたいなものは、『なんとなくこういう雰囲気にしたい』というものはあるけれども、実際に発注者自体がどのようなものにすればいいのかわからない事が多いですよね。だから、デザイン事務所などでは、発注する際、その雰囲気を元に3~10個程度の複数の提案を提示して、どれがピンとくるかという話をしながら、最終的にデザインを完成させていきます。

でも、本当の本当に“ピンとくる”デザインがその候補の中にあるのでしょうか?私は非常にワガママなので、出来れば100個とか200個の候補の中から一番好きなロゴを選びたいんですよね。でも、「100個以上候補を出してくれ」と交渉できるほど面の皮の厚い人間でもなければ、資金力もありません。また、やってもらえるとしても、100個のラフデザインが上がってくるまでに何週間かかってしまうのかと考えると、頼めたもんでもありません。

でも、crowdsourcingを用いれば、【非常に多くのデザイン】が【リーズナブル】に【あっという間】に集められてしまうのです。
私は、賞金2万円で、なんと24種類のアイデアを集めて、サービスロゴのデザインを決めることが出来ました。サイトを見てみると、賞金5万円で100件を超える提案があるケースも多く見られます。

そんな事を実現するにはどうしたらいいの?
今回ご紹介するのは、ランサーズというサイトです。ここは、1997年にオープンしたcrowdsourcingサイトで、デザインや小さい業務においては、間違いなく日本最大手と言ってよいと思います。
そのサイトの中には、大きく分けると「①プロジェクト型」「②コンペ型」「③タスク型」という3つの仕事の発注の仕方があります。各型について、簡単に説明すると以下のようになります。



今回は「②コンペ型」で、【多くのデザイン】を【リーズナブル】に【あっという間】に集めてみたいと思います。 

実際にお願いするにはどうしたらいいの?
Step 0:ランサーズに登録しましょう
 ランサーズに登録しましょう。発注をしなければお金がとられることはないので、あまり気にしないでも良いと思います。個人のプロフィールなどをしっかりと記載しておくと、デザイナーの方も安心して業務に従事できるはずなので、より多くの提案が集まるかもしれません。

Step 1:発注までの流れ
簡単にですが、発注までの流れを追ってみます。なんとなく雰囲気を掴んでいただけるかと思います。実際に発注が終わると、募集案件としてサイトに表示されます。[実際のロゴデザインの案件リスト](非公開にする事も可能です)
また、[人を探す]のボタンから、ワーカーを探して自分の案件をおすすめする事によって、見つけられるのを待つわけではなく、自分の好みにあうデザイナーをコンペに参加してもらえるように打診する事が出来ます。



Step 2:発注〜コンペ終了の流れ
デザインが集まってきたら、その中から好きなデザインを選んで、そのロゴデザインを活用出来ます!
また、デザイナーの方とはコミュニケーションを取ることができるので、デザイナーの方に打診して、微調整を加えることで、自分の好みに本当に合うデザインに組み替えていくこともできます。
後半3日などで一気にデザインが集まるので、「ウォッチリスト」の数でこの案件に興味を持っている人がどれくらいいるのかを把握して、根気よく待つのがよいと思います。しかし、ちゃんとした案件(応募している内容・金額など)であれば、応募してすぐに人が自分の案件を気にしはじめていることが実感できると思います。

◆ まとめ
今回はコンペ式によって、ロゴデザインを発注するイメージをお伝えしました。
実際にどんなデザインが出来上がるかは、あなたの案件次第です。発注する際にテーマがわかりにくいようであれば、よくわからないロゴが出来てしまいます。丸投げするのではなく、自分のロゴで伝えたい事を、まずは自分でしっかりと考える事が重要だと思います。
具体的にどのようなデザインが上がってくるかは、[実際のロゴデザインの案件リスト]を見て、イメージされてみてはいかがでしょう。やはり、高額の案件はそれなりの数と質のデザインが集まっている事がわかっていただけると思います。

crowdsourcingはジョブマッチングにおける新しいパラダイムです。しかし、やっていることは「仕事をしたい人」と「仕事をしてもらいたい人」とを結びつけているに過ぎません。実際、『案ずるより産むが易し』です、小さい案件からでも良いので、とりあえず一度crowdsourcingの世界を体験してみてはいかがでしょう♪


◆ 参考
なお、ロゴマークの作成をしたいという事であれば、このようなサイトも参考にしてもらえれば良いと思います。
 99Designs:英語のサイトですが海外では有名なデザイン系のcrowdsourcingのサイトです。[関連記事:99designsでアプリアイコンのデザイン発注]
designclue:2012年の9月にクローズドβ版が公開された、”日本語で海外のデザイナーにデザインの発注が出来る”サイトです。

※この記事は20133月に書かれたものです。特に国内のcrowdsourcingの市場は、現在、非常に急速に進化していっているので、もしかしたら半年後くらいには、紹介したサイトの仕様等が変化している場合もございます。

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