日本ではまだ普及途上のクラウドソーシングですが、海外では既に本格的な普及期に入っており、当然のごとく企業が業務で活用しています。
特にベンチャーや中小企業での活用が顕著で、流動的に優秀な人材を雇用できることは大きな魅力となっています。
news.com.auの記事によると、オーストラリアでは、5万にも上る小規模企業がバーチャルな労働力を利用しており、こうした傾向が新進の事業主の間でますます強まっていると述べています。
記事の中では、1Ad.comという人事雇用の広告ビジネスを行う企業において、クラウドソーシングを利用している事例が紹介されており、起業者のAdam Griffithによるとロシアとウクライナのグラフィック・デザイナーとウェブ開発者を雇用しており、地元で技術者を雇うより75%も安上がりと述べています。
これまでの人材採用プロセスでは、優秀な技術者が限られ、コストが高く、時間もかかるのに対して、クラウドソーシングでは、豊富な人材プールから採用を早く、低コストで行うことができ、ベンチャー等、新進の事業主は優秀な技術者をクラウドソーシングに求めているようです。
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