今回はそのプロジェクトに応募してきた中からワーカーを選んで発注する方法を、経験から得たオススメの低リスクな選定方法や小さなtipsを交えてご説明します。
※画面は2013年3月4日現在のもので、会員登録は完了していてログインした状態の画面です。
まずはプロジェクトの応募状況の画面に行きます。
行き方ですが、上の画像の囲った部分にあるグローバルメニューの「Dashboard」から「My Projects」を選択してください。
すると下の画像のような画面が表示されます。
ここが過去分も含めた自分が募集したプロジェクトをまとまったページです。
ここで先ほど公開したプロジェクトを選択すると、下の画像のようなその時点での応募状況が一覧できるページが表示されます。
※グローバルメニュー等は省略しています。
ではまた前回と同じように項目ごとに説明をしていきます。
1.メッセージ
ワーカーから応募内容の詳細についてメッセージが送られてきている場合があります。
3と内容が重複していますが、より詳細な自己アピールや自分の作品・過去の実績が書かれています。
その書かれている内容はもちろん重要ですが、前回記事で書いたように「ポートフォリオを書いてくれ」というリクエストをプロジェクトの募集要項に記載しているので、その要望に応えてくれているかも見ます。
その書かれている内容はもちろん重要ですが、前回記事で書いたように「ポートフォリオを書いてくれ」というリクエストをプロジェクトの募集要項に記載しているので、その要望に応えてくれているかも見ます。
ちなみに私の場合、その方がメッセージ内に書いたポートフォリオしか参考にしません。
このポートフォリオが選定基準のほとんどを占めています。
ポートフォリオが書いていなくて自己アピールだけの場合、提示してきた金額がよっぽど魅力的でなければ不合格にしています。
こちらのこのレベルの要望に応えられないようでは先が思いやられるので。
ポートフォリオが書いていなくて自己アピールだけの場合、提示してきた金額がよっぽど魅力的でなければ不合格にしています。
こちらのこのレベルの要望に応えられないようでは先が思いやられるので。
また、気になるワーカーにはこちらからメッセージを送ってみることもします。
「応募してくれてありがとう」といった内容に加えて、返事をもらうために軽い質問を含める程度です。
(気になる異性にメールを送る時と一緒です。)
これでレスポンスの速さを確認しています。
レスポンスがない場合は一気に不合格、もしくは不合格候補です。
2.ワーカーの名前
リンクになっていて、ここをクリックするとそのワーカーの詳細情報が見られます。
過去Freelancer.comでどういった実績があるのか、発注者からどういう評価を受けているのか、といったワーカーのプロファイルが大まかながらも把握できるので、気になるワーカーについては確認してください。
3.ワーカーからの挨拶
プロジェクトに対する意気込みが書かれていますが、「私はすごいプログラマーです。」とか良いことばかりしか書いていないので無視して構わないです。
「PMを見てくれ」とだけ書いてくる場合もありますが、PMとはPrivate Messageのことで1のことです。
私の場合、PMもなくこの挨拶だけのワーカーは選ばないようにしています。
私の場合、PMもなくこの挨拶だけのワーカーは選ばないようにしています。
4.サイト内の評価
過去のプロジェクトで受けた評価がまとめられています。
案件を多くこなしていれば安心です。
かといって、評価がない人は不合格なのかというとそうではないです。
むしろ案件を多くこなしていて評価が高い方は提示金額が高くなりがちなので、評価がない方というのは狙い目です。
もちろん実力が足りないから評価がないということもありえるので、しっかりとポートフォリオを確認するようにしてください。
5.提示金額と納期
一番気になるのはここだと思います。
しかし、気にしすぎてもプロジェクトはうまくいきません。
幅を持たせて募集をすると提示額も大きく幅が出ます。
当然のように思えますが、想定される工数を考えるとそうそうブレないはずです。
ですので、提示してきた金額と納期を併せて見てみて、あまりに安かったり短かったりするとプロジェクトの内容が分かってない可能性が高いですので慎重になった方が良いです。
しかし、この工数と金額の感覚は、同様のプロジェクトに関わったことがないと分からないものです。
なので、チームには経験者を入れておくことをオススメします。
これで全然プロジェクトの成否が変わってきます。
素人集団でプロジェクトを回そうとすると失敗するのは、国を問わずプロジェクト内容を問わず共通しています。
なので、金額や納期を主な基準としてワーカーを決めることは大変危険です。
いっそプロジェクトの理解度を図るための足切り基準くらいの考えの方が上手くいきます。
ちなみに、この金額のところにマウスを合わせると、「$125.00 Milestone Requested」といったような表示が出てきます。
これは発注時に手付金のような意味合いで支払う金額です。
支払うといってもワーカーに支払うわけではなく、Freelancer.comに預ける形を取ります。
これでもしワーカーがプロジェクト途中で逃げても発注者側に金銭的な損失は発生しません。
この金額が高い少ないで判断してはいけません。
なぜならプロジェクト完了を前提とすれば、いつかは全額支払うことになるからです。
ワーカー側も安心したいでしょうから、円滑なプロジェクト進行のためにも最初から全額デポジットするのもアリです。
6.決定ボタン
発注したいワーカーが決まればこのボタンを押します。
あまり発生しないケースとして、複数人に対しても発注できますが、もちろんその人ごとに費用は掛かります。
このボタンを押した後のプロセスは次回の記事で説明します。
7.不合格ボタン
提示金額が高すぎたりポートフォリオがイマイチだったり、不合格にしたいワーカーがいたらこの「×」を押してください。
ワーカーには何の通知もされませんが、応募一覧には表示されなくなります。
(「Hidden Bids」タブを押すと表示されます。)
以上、画面項目の説明と併せて選定のコツもご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
この重要なプロセスは失敗できませんので慎重に選んでください。
選ぶ基準は何が何でもポートフォリオです。
これだけである程度の地雷は避けられます。
次回はワーカー選定後の支払について説明します。



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