企業にとって、秘書業務、総務業務といった業務は、定常的に作業が発生するわけではないにも関わらず、人を確保しなければならないため、悩ましい業務といえます。
特に、これまでの雇用方法では、正社員もしくは契約社員などで人を確保することで、業務如何に問わず、固定的に人件費を払い続ける必要がありました。
そういった中、最近では、バーチャルアシスタントというサービスが現実化しており、諸経費の削減を目指す企業の間で広まりつつあります。
バーチャルアシスタントという考え方は古くからあり、もとは電話やFAXを活用して、秘書業務などを行うものとして考案されました。
それが、近年、ICTの進歩により普及が進んでおり、、実際に顔を合わせることはなく、作業が必要なときだけインターネット等を利用してコミュニケーションし、仕事を行った時間に応じて費用を支払うといったことが可能となってきています。
バーチャルアシスタントはコントラクターなので、週40時間分の固定給ではなく実際に働いた時間分の時給で済み、雇用企業は諸手当を払う必要が無いだけでなく、土地や設備に資金を使ったり、机を借りたり、パソコンを買う必要もありません。
こういったバーチャルアシスタントは、最近クラウドソーシング上で普及しており、oDeskでは、Personal Assistantとして12万人近くのワーカーが登録しています。(2013年5月現在)。
英語という壁はありますが、それでも企業にとって大きなコスト削減の魅力的な方法と言えるかと思います。
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