つまり、こんな上手くクラウドワーカーを活用できるなら、そのスキルは会社にとって有効であり、それを企業としてもっと活用すべきということです。
クラウドソーシングの普及により、クラウドワーカーの管理を行えるマネージャーが必要になってきています。例えば、
仕事を標準化しプロセスを設計できる能力:一つの仕事を細分化し、そのプロセスを標準化し、他人に説明し委託できるようにする。さらにどのプロセスを外部に委託し、どこを内部化するかを設計する。
テレワーカーを評価・管理できる能力:適切なワーカーを選別し、適切に進捗管理を行う
成果物を評価できる能力:最終的な成果物を判断し、ワーカーを評価する
といったが重要となり、こういったスキルを持つマネージャーは貴重な存在になるかと考えられます。
同じ職場で日々顔を合わせながら仕事をするのが当然の日本企業のマネージャーには、耳の痛い話かもしれません。特に、日ごろのがんばりといった抽象的なことでワーカーを評価するのではなく、最終的な成果物で評価する必要があり、マネージャーは仕事のよしあしの判断が重要になります。
こういったマネージャーのスキルは貴重なものであり、今回の「ボブ」もそういった意味では、優秀なマネージャーであったかもしれません。(ただ、ベライゾンとしては職務規程等々いろいろ問題もあると思われ、雇用継続は難しいかったのかと思いますが。)
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